保育士の人間関係がつらい…原因と具体策を紹介

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新卒や中途で今の保育園に入った保育士さんは、働きはじめてやっと落ち着いてきたかな、と思います。

今までは忙しさを理由に考えないようにしてきたかと思いますが、少しずつ慣れてくると現れるのが人間関係の悩みではないでしょうか。

「先輩にどう接すればいいの?」

「同僚とうまくやっていけるかな…」

実は、新卒や若手の保育士さんの多くが人間関係で悩みを抱えています。

中には、人間関係が原因で「もう辞めたい」と感じてしまう人もいるほど。

でも、すべてを我慢したり、「自分には向いていないかも」とすぐに辞めてしまったりする前に、まずは自分の悩みのタイプを知って、できることから少しずつ対処してみることが大切です。

この記事では保育士として働いている方に多い人間関係の悩みや対策について紹介します。

少しでも参考になったらうれしいです。

目次

こんなときどうする?保育士の人間関係のよくある悩み

「保育士って子どもと向き合う仕事だから、人間関係も優しい雰囲気なんじゃないの…?」

そう思っていたのに、いざ働いてみると人との関係に疲れてしまうことも多いんですよね。

ここでは、保育士さんによくある人間関係の悩みをタイプ別にご紹介します。

「わかる〜!」と思わずうなずきたくなるようなケース、あなたのまわりにもいるかもしれません。

先輩・上司との関係がうまくいかなくてしんどい…

「報告や相談をしたいけど、なんとなく話しかけづらい」

「厳しい指導ばかりで、正直怖い…」

忙しさもあって、先輩や上司との距離感に悩む若手はとても多いです。

特に新人のうちは、仕事のやり方がわからないのに「空気を読んで」と言われたり、感情的に注意されたりすると心が折れそうになりますよね。

同僚との関係がうまくいかない

同じ立場の同僚だからこそ、うまくいかないこともあるかと思います。

  • 小さなグループで派閥っぽくなっている
  • 雑用などの仕事を押し付けられる・協力してくれない
  • 挨拶しても無視される
  • ランチや休憩が気まずい

こうした日常の「なんとなくのモヤモヤ」が積み重なると、職場に行くのがつらくなってしまいますよね。

もともと陰口・悪口が飛び交う職場だった

誰かの失敗がすぐ噂になったり、いない人の悪口を平気で言ったりする環境だと、無意識にストレスを感じてしまう人も多いです。

噂好きな人が多いと「自分のことも言われてるのかな…?」と気になってしまい、人間関係の不安がどんどん大きくなってしまいます。

保護者対応が原因で職場の空気が悪くなる

保護者からのクレームや過剰な要求に振り回されて、現場の空気がピリピリしてしまうこともありますよね。

モンスターペアレント的な存在がいると、クレーム対応によるプレッシャーで、思うような保育ができなくなってしまうケースも少なくありません。

人間関係の悩みをやわらげる対処法

このような悩みは意外と多くの方が抱えている問題なのではないでしょうか。ほかの人にはせずに自分にだけされたら相談もしづらいですよね。

もしもこのような場面に出くわしてしまった時に一番大切なのは「相手の機嫌や感情はあなたの責任ではない」ということ。

相手がどんなにイライラしていても、直接あなたが仕事でミスして迷惑をかけていないのであれば、それはあなたのせいではなく、相手が解決する問題です。

された瞬間ってとても動揺しますし、怖くなってしまうものです。

ここでは、人間関係の悩みが少しでも和らぐような対処法をご紹介するので参考にしてみてください。

先輩・上司に質問しづらい時こそ、自分から話しかけてみる

「なんとなく怖いな」「厳しい指導がつらい…」

そんなふうに感じているときほど、自分から話しかけるきっかけを作ることが大切です。

なぜなら、先輩や上司もあなたが困っていることに気づけるとは限らないから。

こちらから声をかけてみることで、コミュニケーションが生まれ、少しずつ距離が縮まっていきます。

完璧にやろうと気負わず、「わからないことは素直に聞く」ことから始めてみましょう。

たとえば、

  • 「このやり方で合っているか、確認していただけますか?」
  • 「ここがうまくできなくて…先輩はどうされていますか?」

…など、聞き方も工夫すれば、相手も答えやすくなります。

もし、少し厳しい返事が返ってきたとしても、「自分がダメだから」ではなく、

「きっと忙しいんだな」くらいに受け止めてOK。

やり方を聞いたときに「あなたはどう思う?」と聞かれたら、

「私はこう思うので、こうしてみたいです」と自分の意見も伝えてみましょう。

失敗しても、それは大事な経験になります。

小さな一歩ですが、そうしたやりとりの積み重ねが信頼につながっていきますよ。

同僚との距離感に悩んだら、「無理に合わせすぎない」

同じ立場だからこそ、うまくいかないこともあるのが“同僚との人間関係”ですよね。

ちょっとした派閥があったり、雑用を押し付けられたり、休憩中に話しかけづらかったり…。

そんな「小さなモヤモヤ」が積み重なると、職場がどんどんしんどくなってしまうので、無理に輪に入ろうと頑張らない、というのを意識してみましょう。

できるだけ中立的な立ち位置を保つことで、自分の心を守りやすくなります。

また、助けてもらったときには「ありがとう、助かりました!」と素直に感謝の言葉を伝えるだけでも、少しずつ信頼関係が築かれていきます。

私自身、同僚に挨拶しても返してもらえない時があって、「なにかしたかな?」と悩みましたが理由がわからず。

けどあいさつは続けました。

すると別の日に先輩の先生に「先生は挨拶が丁寧で気持ちがいい」と言ってもらえたんです。

そんなふうに、あなたの行動もちゃんと見てくれている人がいます

無理をしすぎず、自分らしい距離感で働いていきましょう。

陰口や悪口が多い職場では「巻き込まれない距離感」が大事

噂話や悪口が飛び交う職場では、無理に話を合わせようとせず、「そうだったんですね」と聞き役に徹するのがベターです。

うっかり「私もそう思う」などと同意してしまうと、意図せずグループの一員と思われてしまう可能性があります。

こういう場面では、できるだけ自分の意見は控えるようにしましょう。

保護者トラブルが多い職場では「チームでの対応」を意識する

保護者との関係が原因で職場の雰囲気が悪くなるケースでは、「ひとりで抱え込まない」ことがとても大切です。

どんな意見やクレームでも

「かしこまりました。上司に確認しますね」

と伝え、即答しないようにしましょう。

クラスで共有はしつつも、保護者への返答も可能なら園長にお願いした方がいいです。

雰囲気が悪い職場では必要最低限のみ接する

職場の空気そのものが悪い職場では、無理に自分をオープンせず必要最低限のみで接するようにしましょう。

場合によっては、保育士さんの転勤や退職によって雰囲気も改善する可能性があります。

馴染めるようになってから自己開示してもいいかもしれません。

もし、職場の状況が変わらないなら「転職」も視野に入れていいでしょう。

働く環境は選べる時代だからこそ、自分を守る選択も忘れないでくださいね。

どうしても解決しないなら…転職も視野に入れてみよう

人間関係の悩みは、努力や工夫だけではどうにもならないこともあります。

どんなに頑張っても変わらない、何をしても受け入れてもらえないという状況は残念ながらあります。

そんな時に「ここで頑張り続けるべき?」と自分に問い直してみることも大切です。

保育士専門の転職なら【レバウェル保育士】がおすすめです。

まずは、転職サイトやエージェントで情報を集めてみるだけでもOK。

「相談だけでもOK」というスタンスの転職サービスも多いので、まずは話を聞いてみるだけでも気持ちが軽くなるかもしれませんよ。

自分の可能性を広げる準備を、少しずつ始めてみましょう。

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