今の職場で働き続けるのが限界だと感じている
転職したいけど失敗したくない
避けられる失敗はあるの?
このような悩みにすべてこたえます。
筆者の経歴はこちら
筆者の経歴
- 新卒で「楽しそうだから」という理由で実習先に就職。
系列の新設保育園に異動になり、やりたかった保育がなかなかできず。 - 地元の「子供の能力を伸ばす」に注力している保育園に「保育士として学べそう」と転職。
いざ入ってみると、休日研修の代休なし・研修費や行事準備の残業代は出ず。
勉強になったこともたくさんあったけどスパルタすぎてギブアップ。 - 大手の企業型保育園に転職。安定しているかと思いきや、給与・ボーナスが過去最低。
新園のためか保育士の人間関係がかなり悪く、よく揉めがち。
早番のシフトが週4日と多く体と精神を病み、休職→退職。 - 体調復活してから法人の保育園に転職(ここで転職かなり気を付けました…!)
代休等はないけど、ある程度有休とりやすい環境。給与・ボーナスもしっかりもらえる。
人は多いけど書類や行事準備が多い。今一番安定している。
こんな私なので、保育士の転職に関しては信憑性があると思います。
ちなみに、保育士の転職活動に必要な転職エージェントや私自身の体験談なども紹介しています。
気になる方はぜひのぞいてみてくださいね。
リンクはこちら→保育士転職に強い転職サイト・転職エージェントおすすめ3選
それではいきます。
転職する時に失敗する原因と対策
転職で失敗する原因は、
- 条件や待遇で判断する
- 園見学の印象で即決する
- 自分の希望や質問を言わない
主にこの3つです。
このような表面的な条件だけで判断したり、希望を言わずに選んでしまうと、失敗する確率が上がってしまいます。
上記の点について、詳しく解説していきます。
条件や待遇は常に変動するので判断材料にしない
上記でも言いましたが、保育園の人員は常に変化すると考えた方がいいです。
出産やつわりなどの体調不良の休みによる欠員が起こりやすいからです。
入った当時は人が十分いて安定していても、産休や病休で人が欠員してしまうと、必然とあなたの仕事量が増えてしまいます。
転職先の人員は常に変動するとあらかじめ想定しておくと、条件や待遇にとらわれず、冷静に決められます。
園見学の印象で即決しない
園見学の印象での即決はやめましょう。
園見学では、保育園側もいい面を見せようとします。
園見学で良い印象だった保育園で実際に働いてみると、
実は大変だった!と後からわかってしまい、失敗した…と後悔するケースも多いです。
私も以前働いていた職場では、子供の行動を制限しないという方針で、
各クラスの部屋を子供たちが行き来していました。
クラスの扉が常に開いているので、子供が自由に出入りして集中できなかったり、
散歩の準備する前に飛び出してしまったりする子もいて、事故やケガが絶えません。
子供が自由に部屋を出入りできないのは、よくないという理由で
部屋のカギが閉められず、子供と毎日追いかけっこしていました。
- この保育園の方針を悪く言いたいわけではありません。子供がのびのびと過ごしていていい保育園でした。
そういう部分は園見学だけでは見えない場合もあります。
園見学で即決せず、どんな方針で保育しているのかしっかり把握して、自分に合うか見定めましょう。
自分の希望や質問を言う
自分の希望はしっかり言わないと、長期的に見て損しやすいです。
転職活動中は、ある程度保育園に合わせることもありますが、
「本当にやりたい保育ができるか」「自分の希望が通るかどうか」など
条件や待遇に関わらず、しっかり聞いてから判断すべきです。
質問や希望を言わずに転職し、後からわかって失敗してしまうこともあります。
今後あなたがやっていきたい保育や経験したいことをできるだけ伝えて、
転職先の保育園とすり合わせる必要があります。
転職で失敗しないために気を付けること
転職で失敗しないために気を付けることは
- 自分の能力を発揮できる場を選ぶ
- あなたの転職の希望をひとつ決める
- 聞きづらい質問は転職エージェントに聞いてもらう
です。
この3つを意識すると、失敗を未然に防ぎやすくなります。
自分の能力を発揮できる場を選ぶ
あなたの強みになるスキルを発揮できる職場を選びましょう。
自分の能力や強みを発揮できる保育園の方が活躍しやすいからです。
どんなスキルでもいいと思います。
スキルは例えばこんな感じ。
- 虫に触れる・得意
- ピアノを弾ける
- 絵本の読み聞かせ
- 製作のアイデア出しや作るのが得意
- 裁縫ができる
- ペープサートが作れる
- パワポやワードでの事務作業
- 動画が作れる
- パソコンでの作業が得意
- 体を動かして遊ぶのが好き
- ダンスがすき
- 英語などの外国語が話せる
- 手話ができる
ひとつ胸を張って得意ですと言えるものがあると、
子供にも好かれますし、保育士さんにも頼りにされます。
あなたの転職の希望をひとつ決める
ここだけは譲れないという希望をひとつ決めて転職先を探してみましょう。
あれもこれも、と希望を言っているとなかなか決まりません。
あなたが働きやすいと感じる保育園をイメージすると決めやすいですよ。
無理めな条件でも、1つなら叶うかもしれないので、諦めずに交渉していきましょう。
聞きづらい質問は転職エージェントに聞いてもらう
条件や待遇で気になる部分って聞きづらいですよね。
そんな時は転職エージェントにお願いして聞いてもらいましょう。
エージェントに聞いてもらえば角が立ちませんし、
転職エージェントもプロなので、それとなく聞いてきてくれます。安心して任せましょう。
転職した後に後悔しないためにできること
転職して後悔しないためにできることはあります。
それは、あなたが働きやすいと思う環境を自分で作っていくことです。
周りと協力し、自分が大変だと思わずにできることを見つけ、活躍できる場が増やしていきましょう。
転職した後、働きやすい環境を作っていくためにできることを紹介します。
自分の主張や希望を言うことを怖がらない
転職先の保育園は慣れる前に時間がかかります。
新しい環境は緊張するかもしれませんが、自分の考えや希望を恐れず伝えた方がうまく行きます。
意見や希望を言うことは、悪いことではないからです。
意見が通る通らない関係なく「私はこう思っている」という思いは伝えていいのです。
私も苦手なことですが、出来るだけ言えるようにしておくと気持ちが楽ですよ。
困りごとや分からないことは必ず確認する
保育園ごとにやり方が間違っていることもあるので、分からないことは早めに確認しましょう。
やったことがあるからと確認せずにいると、後でやり直しが必要になる場合があります。
クラス担任に就き、書類仕事を任されるようになったら、
やり方を知っていても、一度書類の書き方を聞いておきましょう。
保育園によって書き方が違うことも大いにありますので、書いたことがある書類でも、確認は大事です。
定期的に上司に相談する時間をつくる
定期的に上司に相談する時間を作りましょう。
一人でため込まずに、上司に相談できるようにしておくと気持ちが楽になります。
それに、分からないことや困ったことを上司に言えるようにしておくと、
向こうも「こういうことで困るのか」と気づき、分かってもらえます。
自分の意見をため込んでおくと体に良くないので、
小さなことでもなんでもいいので、話しておきましょう。
もし話すのが苦手な場合は、ノートに書いておくといいですよ。
まとめ:転職に失敗する原因を知り、未然に防ごう
条件や待遇だけでなく、自分が働きやすいかを優先して判断すると、活躍できる保育園と出会いやすくなります。
転職した後も、周りの保育士さんと協力しながら、自分が働きやすいと感じる環境に作っていきましょう。
自分のペースでいいので、少しずつ人生をいい方向に変えていけるように行動してみてくださいね。
最後に、使ってみてよかった転職エージェントを貼っておきますね。
保育士の転職を一人でこなそうとするのはやはり無理ゲーなので、転職のプロに手伝ってもらいながら少しずつ行動していきましょう。無料で登録できるので、まだ転職エージェントを使っていない方は無料登録しておくといいかもです。
気になる方はこちらをクリック→人間関係の良い保育園の求人を厳選してご紹介【保育エイド】
それでは