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「私、保育士に向いてないのかも…」
そう感じること、きっと誰にでもあると思います。
私自身も、体力的な限界や人間関係のしんどさから「もう辞めたい…」と何度も思ったことがあります。
さらに辛いのは、誰かに「向いてないんじゃない?」なんて言われてしまったとき。
あの言葉は、本当に心に刺さりますよね。
でも、そんなときにすぐに「辞める」と決めなくても大丈夫です。
急いで結論を出してしまう前に、できることを一つずつ試してみませんか?
このページでは、私が保育士として働きながら「向いてないかも…」と悩んでいたときにやってよかったこと、そして辞める前に知っておいてほしいことを、体験談とともにお伝えします。
もしかしたら、今の悩みが少しだけラクになるきっかけになるかもしれません。
【体験談】「保育士に向いてないかも」と感じた時

ここでは、保育士の方が「向いてない」と思った出来事をお話しします。
私も実際に向いていないかも、と思った時の話もご紹介します。
「あなたもそうだったんだ」って思ってもらえたら嬉しいし、同じように悩んでいる誰かのヒントになればいいなと思います。
体力面の負担が続くと「向いてない」と感じやすい
保育の仕事は体力勝負。
忙しい日々の中で、研修や勉強会が業務後にあったり、休日返上で出勤が続いたりすると、疲れがたまってしまいますよね。
私も以前、休憩時間がほとんど取れず、週末の研修の翌日に通常勤務…という日が続き、体力的に限界を感じたことがありました。
さらに、ストレスから体調を崩してしまうこともあります。
お腹の不調が続いて病院へ行ったものの、原因は「ストレス」。
しっかり休もうと思っても、有給を取りづらい雰囲気があり、気を遣ってばかりで余計に疲れてしまったことも…。
「休んでも回復しない」「毎日がつらい」と感じたら、無理をせず、心療内科の受診やストレスチェックなども検討してみてくださいね。
人間関係が複雑でつらい
人間関係が複雑でつらいと感じること、ありますよね。
仲良さそうに見えた先輩同士が裏で悪口を言っていたり、優しいと思っていた上司が実は陰で自分のことを悪く言っていたり…。
女性が多い職場ならではの難しさを感じる場面もたくさんありました。
下手に愛想を振りまいても距離を詰めすぎても、逆に浮いてしまうことも。
私自身、保育園の人間関係には正直あまり向いていなかったなと思います。
辞めたいと思ったとき、まず試してほしいこと

私自身、辞めようかなと思ったことは何度もありました。
でも今思えば、「もう少しだけ続けてよかったな」と思うこともあります。
もちろん、ブラックな職場だったり、心や体を壊しそうな状況ならすぐに離れるべきです。
でも、もし少し余裕があるなら、「もう少しだけ頑張ってみようかな」と思えるタイミングがあるかもしれません。
3年、5年と経験を積むと、見える景色が少しずつ変わってくることもあるので…。
ここでは辞めるにあたって一度立ち止まって考えてみてほしいことを書いていきます。
事務職への転職は慎重に。まずは向いているかの見極めを
「保育士はもう無理かも…事務なら座って働けるし、体力的にもラクそう」と思ったこと、私もあります。
でも実際のところ、事務職も決して“ラク”な仕事ばかりではありません。
事務職は競争率が高く、未経験だと雇用が不安定だったり、給料が保育士とあまり変わらなかったりするケースも。
中には「思ってたのと違った…」と感じてしまう方もいます。
もちろん、事務職が悪いということではなく、「自分にはどんな働き方が合っているのか?」を一度立ち止まって考えることが大切なんです。
たとえば、「どんな生活がしたい?」「どんなときに幸せを感じる?」そんな視点で、自分の価値観や理想を整理してみませんか?
焦らず、あなたらしい選択ができるように、少しずつ準備していきましょう。
転職活動は「働きながら」が安心
「もう限界…」と感じると、すぐに辞めて転職活動を始めたくなってしまうこともありますよね。
でも、可能なら転職活動は今の職場に在籍しながら進めるのがおすすめです。
というのも、退職後すぐに転職先が見つかるとは限らず、思った以上に出費がかさむことも。
自己都合で退職した場合、失業手当がもらえるのは基本的に約3ヶ月後。それまでの生活費や保険料などを考えると、かなりの負担になります。
職場が少しでも耐えられる環境であれば、今の仕事を続けながら情報収集や応募を進めてみましょう。
焦らず落ち着いて行動することで、「ここなら大丈夫」と思える転職先に出会いやすくなりますよ。
「もし決まらなかったら今の職場をもう少し続ければいいか」と思えるだけでも、心に余裕ができます
保育士じゃなくても、子どもと関われる仕事はたくさんある
「保育士はもうしんどいかも…でも、子どもと関わる仕事は続けたい」と思う方も多いですよね。
実は、子どもと関われる仕事って、保育園以外にもたくさんあるんです。
たとえば、
- 図書館
- 博物館
- 子ども服やおもちゃ・ベビー用品を扱うショップ
- 子育て支援センター
- ベビーシッターなど。
保育士資格があると、そういった場でも“子どもに慣れている人”として重宝されることもあります。
無理に全く違う業種へ飛び込むのではなく、「自分はどんな形で子どもと関わりたいのか?」を一度整理してみるのがおすすめ。
中には、子どもに関わりながら、事務的な仕事ができる職場もあります。
気持ちが落ち込んでいるときほど、視野が狭くなりがちなので、焦らずあなたの経験を活かせる仕事がないか、探してみてくださいね。
転職サイトの無料登録で情報収集だけでもしておこう

転職活動って
「なんとなく気になって登録してみた」
「どんな求人があるか見てみた」
くらいの軽い気持ちで始めても大丈夫です。
自分の市場価値や今の求人をリサーチするのも可能ですので、条件の良い求人を見かけたときに、「じゃあ今の職場と比べてどうかな?」と冷静に考えられる材料にもなります。
気になる求人がなければそのまま今の職場にいてもいいし、気が向いたら少しずつ動き出してもOK。
保育士専門の転職なら【レバウェル保育士】がおすすめです。
自分のタイミングで動けるように、情報収集は常にしておきましょう。
【まとめ】保育士に向いていないと感じたときに考えてほしいこと

「保育士に向いていないかも…」と感じたときは、自分を責めるのではなく、まずは一度立ち止まって考えてみませんか?
体力・人間関係・働き方など、悩みの原因はさまざまですが、
すぐに辞めるのではなく「できることから少しずつ」試すことが大切です。
保育士を続けられないかも…と思っても大丈夫。
保育士の経験を活かせる働き方や、子どもと関われる仕事は保育園以外にもたくさんありますから
まずは今の自分に合った道を探しながら、無理なく続けられる働き方を見つけていきましょう。